記憶にある限り、40年以上は使い続けている卵焼き器。使い慣れていて、他の物は使う気にもなれない。卵3個を二回で焼くのにぴったり。火にかけて、少し暖まったタイミングで油を敷く。この朝はこんなイタリア産らしいオリーブオイルを見つけて使いました。ボウルの掻き混ぜた卵をまずは半分流し込む。固まりを見せるまでに、残った半分に出し汁を入れて掻き混ぜる。固まり具合を見て、箸でくるくると巻いていきます。芯まで火が通り過ぎないように焼くのもコツかな。余熱で硬くなり続けますから。焼きあがった2本の卵焼きは、包丁でカットします。まずは真ん中あたりに包丁を入れ、その半分を食べやすい大きさに3分割。味噌汁はさすがにこれはスベルベママが作りました。採ってあく抜きしたばかりのワラビと、なんと季節外れの冷凍フキノトウ入りでした。プラスス...トーチャン流卵焼き
スベルベよりも遅れて起きたスベルベママは朝の挨拶に次いで言う。「今朝はトーチャンの卵焼きが食べたい」なんて。はいはい分かりましたよ。卵を三個取り出して、準備したところで思いついた。そうだ、家の裏の畑でネギを採ってきて入れようかなんて。家の裏の畑は狭いながらも「カーちゃんずガーデン」です。すぐに役立つ、ニラ、春菊、ホウレンソウ、ネギなどが作られています。週刊文春に出ていたのだったかな、瀬尾幸子さん流の卵焼き。ねぎの小口切りを入れることも一つのポイントだったかと思います。いつも、卵焼きを作る際の数は3個です。なぜかというと、我が家の卵焼き器は3個で二回焼くとぴったりの量なのです。瀬尾さん流はあまりかき混ぜなかったように記憶している。でも、スベルベは黄身と白身が混ざり合って分からなくなるほど掻き混ぜる。(続く)トーチャンの卵焼きが食べたい
二枚の電熱シートの上では、何種類もの苗が芽生え、育っている。使わなくなった反射式の石油ストーブが暖房です。時折国道を通る車の音。そして、にぎやかに鳴きかわすカエルの歌声。カエルの歌が(その2終わり)国道の歩道を歩きながら、水田に向かって怒鳴る。「バカヤロー、うるさいぞ」なんて大声で。彼らもなかなか耳は良い。怒鳴ったとたんに鳴き声はぴたりと止んで、静寂の夜が戻るのですから。アマガエルは先日、足が生えたのにまだ長い尻尾も目立つかわいい姿を見かけたから、そろそろ恋の季節も終わるのかな。さて、あの愛嬌者のカエル「トノサマガエル」ってどんな鳴き声だったか思い出せない。個体数が極端に減り絶滅危惧種にさえ仲間入りしそうだという話も聞く。事実、新潟市近辺では「トノサマガエル」の姿はほとんど見られなくなってしまったとか。原...連載314「カエルの歌が」(その2終わり)
「地域生活(街) 中部ブログ」 カテゴリー一覧(参加人数順)