夕暮れを迎えた農天市場です。おや、常連さんに暖かいお茶のサービスですよ。長岡から毎週お越しくださいました。クッション言葉(その3終わり)魚沼市の小売店の皆様、中にはお客さんが入っても、「いらっしゃい」の言葉さえかけられない人はいませんか。お客さんに先に「おはようございます」と言わせている人はいませんか。どちらが、お客で、どちらが経営者、店員かさえ分からないような店が多くはありませんか。みなさん、もう少し愛想よくしたら、きっと売り上げも増えますよ。蛇足ながら、我が家も自前の農産物直売所を夏季だけですが11年間続けることが出来ました。夫婦で示し合わせたわけでも無いが、愛想だけは良かったつもりです。「いらっしゃいませ」は当然です。お買い上げいただけなかったお客様にも「ありがとうございました。またお越しください」...連載315「クッション言葉」(その3終わり)
夏野菜が並んでいます。ポップなども全部手作りでした。秋です。焼き芋釜の姿も見えます。憩いの場的な存在でもありました。クッション言葉(その2)ずいぶん昔の話だが、亡父のために旅行用かばんを求めに買い物に出た際に不快な思いをした。「一泊二日の小旅行に使うようなかばんは無いでしょうか」と尋ね帰って来た言葉に驚いた。「ねー(無い)」の一言だったのです。小さな町の小さな店です。何か家庭内で嫌な事でもあったのでしょうか。こんなぶっきらぼうな返事で一日不快な気持ちで過ごす羽目になってしまった。市町村には商工会と言う組織があり、相互扶助、既存権益の保護などを目的にしていると思われる。大型店舗の出店などに大声で反対を唱えるのが、この組織辺りではないだろうか。「市外の大型店舗に客を奪われる。大資本にはかなわない」なんて声もよ...連載315「クッション言葉」(その2)
懐かしい農天市場の写真です。向こうには水害で廃業したGSの建物も。11年間続けましたが、例年稲が伸びて緑の絨毯のようになったころ開店でした。丸車庫と呼ぶ建物を利用し、裏はオープン状態で手を伸ばせばトマトに手が届く。クッション言葉(その1)先日の新聞に良い記事が書かれていた。客と店員の会話を例として「おにぎりありますか」「売り切れです」と。店員の言葉遣いは誤りではないがそっけなく冷たい感じがすると。その通りですね。「申し訳ありませんが売り切れです」と言えば、客の心情に沿った温かみが感じられるようになると説く。そして、この「申し訳ありませんが」のように本題に添えて柔らかく伝える役割を果たす言い回しを「クッション言葉」と呼ぶと結ぶ。クッションはゴツゴツぶつかり合って具合の悪いときに衝撃を和らげる役目を果たす。日...連載315「クッション言葉」(その1)
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