静岡県知事選にリニア水問題を引き継げる第3の候補(鈴木康友、大村慎一以外)を出す意味とは
大村慎一と鈴木康友の一騎討ちと見られた静岡県知事選にリニア水問題を引き継ぐ第3の候補が複数出てくる可能性が報じられている。全県的な選挙であり、候補者が組織力を補う知名度や弁術を持っていなければ当選は困難だが、それでも出す意味とは何なのか。それはもちろん、リニアの水問題である。マスコミ報道の影響もあって多くの人(特に大井川流域外)に「田代ダム案」と呼ばれる水補填案でリニア水問題は解決したと思われており、しかも大村慎一と鈴木康友両者とも水問題の本質に触れようともせずに「リニア推進」を口にしているからだ。しかし「田代ダム案」はあくまで工事期間中の導水路からの流出分の補填案でしかなく、流域で懸念されている水問題の本質は、工事によってこれまでの水の流れが変わることによる工事後も永続的に失われることとなる水の県外流出...静岡県知事選にリニア水問題を引き継げる第3の候補(鈴木康友、大村慎一以外)を出す意味とは
鈴木康友支援の鈴木修、川勝知事は本当に彼に従ってリニア を妨害していたのか(静岡県知事選挙)その5
「その1」から「その4」までを総括すれば、1川勝はリニア推進だったが、水問題への懸念もあって松本を経由するルート変更を狙っていた。(説得材料として松本空港との連携があった)2品川と甲府間の整備が出来次第、部分開業を実現させ身延線経由での静岡県への誘客を狙っていた。3その際には、環境問題を持ち出しての「とおせんぼ」を盾に、静岡空港新駅をJRに飲ませ甲府から静岡空港までのルート連携実現を狙っていた。4水問題を除く環境問題については取引条件次第で妥協の余地を認めていた。5よって、辞任の際の「リニアが一段落」というのは自身の任期中の部分開業が潰えたというのが真意と考えるべき。ということであり、結果的にリニア妨害と評価された今日の状況を招いた素因は、あくまで川勝らしいオリジナル構想なのである。鈴木修はそういう川勝を...鈴木康友支援の鈴木修、川勝知事は本当に彼に従ってリニアを妨害していたのか(静岡県知事選挙)その5
鈴木康友支援の鈴木修、川勝知事は本当に彼に従ってリニア を妨害していたのか(静岡県知事選挙)その4
今回は初回で紹介したリニア松本ルート案への執着と、リニア「とおせんぼ」で得たかった一番のものが空港新駅であったことについてである。初回で紹介した川勝の「リニア中央新幹線は、私は甲府以西はぐるっと北を回って松本空港の下に作るのがベストだと思っている。長野は空港とリニア、静岡は空港と新幹線で結ぶというのが落としどころ」との発言は単なる思いつきの結果などではない。さらに以前からの彼の持論であることが以下から分かるだろう。「JRには「静岡県がJRを応援している」という姿勢を見せることが大事。空港新駅、リニア工事のための畑薙までの道路建設、富士山5合目までの登山鉄道など、JRの協力を得なければいけない重要なことがたくさんある。」「私はリニアは、日本のためには、松本を通った方がいいと思っている。松本空港の近くを通って...鈴木康友支援の鈴木修、川勝知事は本当に彼に従ってリニアを妨害していたのか(静岡県知事選挙)その4
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