下田市、避難所足りず屋外での避難生活念頭にテントなど整備の方針
下田市において、想定される発災初日の避難人数7,840人に対して避難所の想定収容人数が3,935人しかないことが市議会3月定例会で明らかになった。また、想定される死者の人数5,120人に対して収用場所が確保されているのは90人しかないことや全壊家屋に対する仮設住宅必要数451戸に対し確保用地が374戸分であることも判明した。もっとも、伊豆半島の急峻な地形の多い下田市にあっては、各地で土砂崩れなどで道路寸断・孤立化が確実視されるため、発災初期にあっては車での移動は困難であり、仮説用地などと違って、一時避難場所や腐敗の進む遺体の収容所はもちろん、緊急救護のためのヘリ離着陸候補地も、できるだけ細分化した孤立想定地区ごとで用意されなければ意味がなく、またこれを全て箱物で用意することも無理があるというものである。議...下田市、避難所足りず屋外での避難生活念頭にテントなど整備の方針
2025/03/12 07:21