あじさいや花と露との重みにて
挿し木で増やしたアジサイがバタフライガーデンでしっかり咲いてくれた。ここまで来るには4~5年はかかっている。シカの食害にあったり、小さな苗を草刈り機で伐ってしまったり、なかなか大きくならなかったりとそれぞれの宿命はあるものの、トータルとしては雑草草原の中にひときわ目立つ花を見せてくれている。しかしながら、とりわけセイヨウアジサイは花が重くて草むらに倒れているのも目立っている。もちろんそれを防止すべく支柱を立てたりの作業が要請されるが、なかなか後期高齢者はでき切れていない。その意味では、ガクアジサイの方が作品として原種として自立していて優れている気がする。そのうえ、この間の梅雨模様の雨でさらに倒伏も気になってしまう。正岡子規が「あじさいや花と露との重みにて」とか「アジサイや一かたまりの露の音」とかの連作を謳...あじさいや花と露との重みにて